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エミン・ユルマズ式四季報分析

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株式
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投資が上手くいかないのはやはり原因は銘柄選びにあると思います。四季報の見方もまだまだなんですが、四季報分析についてエコノミストのエミン・ユルマズさんの分析がすごく面白かったので紹介します。

まずは極めるなら全部読むこと。四季報は辞書ではく日本経済を語る小説とのこと。しかしいきなり全部読むのはなかなかハードルが高いです…。なのでまずは自分が気になった企業のページとその前後10ページの企業を読むようにする。前後には似たような企業が多いので、そこを見ると大体その業界がわかるようになります。

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2ページ目の見出しランキング

(23年3集夏号の場合)1位〜10位までネガティブワードは1つだけなので、市場全体の8割ぐらいは元気な事がわかります。4位と5位は「連続増配」と「増配」という事は企業がより株主還元をしようとしています。「増配」があると株は上がるので、日本株が盛り上がっている理由の1つが「増配」による株主還元である事がわかるようになります。

見出しのランキングを見るだけでこういった情報が分かるようになるなんて凄いですよね。勉強になります。

企業ページのどこを読むか

①特色、連結事業、見出しのコメント欄

②業績欄・・・基本的に買う銘柄は今期・来季の業績が増収増益。ここで増収増益でなければ投資対象から外す。

③バランスシート・・・一番重要なのは自己資本比率、できれば70%以上が望ましい。営業CFはプラスになっていないといけない。

④借金があるかどうか・・・2つみる有利子負債と現金等同等物を見る(現金と負債のバランス)。

⑤配当・・・業績堅調で高配当の企業は魅了的。成長企業の場合はキャピタルゲインを狙っているため配当がなくてもよい。逆に大手企業を買う時は配当があった方がいい。配当利回りは3%以上を狙う。

⑥チャート・・・移動平均線の上に株価があるかどうか。逆張りの場合はずっと下がっていて陽線が2〜3つ続く場合はトレンド転換の兆しがある。

⑦バリエーション・・・PERで判断はしないが、仮に2つ(銘柄)を迷っていてあえてPERだけで最終判断するなら、PERが高い方、割高に見える方を買う。なぜならPERが高いのはそれなりにその会社には期待値があるから。

※チャートとバリエーションは最後。

選別後

気になった企業には印をつけて、選別した企業をさらに細かく分析する。例えば株主情報、新興株の場合は社長が筆頭株主かどうか。雇われ社長よりオーナー企業の方が株価は上がりやすい傾向なので要チェックしておく。

調べてもまだピンとこない、魅力的だが未知な企業の場合は100株だけ買ってみる。100株だけでも株主総会にも行ける事ができるし覚えておくことができるので調べやすくなります。

終わりに

PERを最後に見るとこは私が今までやってきた見方が違っていたりして、とても参考になました。しかし四季報は約2,000ページあり正直、心折れる瞬間が何度もあります。本当に初めは見るページは少なくてもいいと思います。継続することに価値があると思いますので継続できるように頑張っていきたいです。

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